A.I.R.　関連企画　篠原雅武氏　講演

「生きられたニュータウン -未来空間の哲学-」

 

 

AIRでは、ネパールの現代美術家のジュピター・プラダンがリキシャを制作し、大阪の街を引いて歩きます。

南津守の工場から出発し、高架下の公園、寺、古いビルの空きスペース、美術館建設予定の空き地へ訪れます。

空きスペースなどの場所で、どのような動きや振る舞いがあり得るのか、その中でどのようにアートが活動できるでしょうか。

この講義では「生きられたニュータウン」の著者の篠原さんより、ご著書をもとにニュータウンや生活空間や都市についてお話して頂きます。

 

【日時】２０１６年１月２０日（水）１８時～２０時

 

【場所】大阪大学中之島センター 201

https://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php

 

【講師】篠原 雅武 氏

 

 

【イントロダクション】

2015年12月に刊行された「生きられたニュータウン」は、ニュータウンでの生活経験から「都市」「生活空間」「文化」「世界」といったことについて哲学的に考える過程で書かれた著書である。本講演では、本書をもとにして、ニュータウンで生きるとはどのようなことか、ニュータウンをどのようなものと考えたらいいのか、ニュータウンで描かれる未来像とはどのようなものか、ということについて話したいと思います。

 

【講師プロフィール】

1975年生。社会哲学、都市と空間の思想史。1999年京都大学総合人間学部卒業。2007年京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士（人間・環境学）。現在、大阪大学大学院国際公共政策研究科特任准教授、京都大学人文科学研究所非常勤講師。

単著に、『公共空間の政治理論』（人文書院、2007年）『空間のために』（以文社、2011年）『全－生活論』（以文社、2012年）『生きられたニュータウン-未来空間の哲学-』（青士社、2015）。

訳書に、マヌエル・デランダ『新たな社会の哲学』（人文書院、2015）ほか。

 

 

 

【参加方法】

直接会場へお越しください。どなたでもご参加いただけます。参加費無料。予約不要。

また、託児所を設けておりますので、ご利用の際はご連絡下さい。

 

【お問い合わせ】

air15npl @ gmail.com

 

【アーティスト・イン・レジデンス情報】

http://air15npl.wix.com/air15npl