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About

コンセプト / Concept
やがて新しい美術館が建設される都会の真ん中の空き地に、出現するつかの間の「公園」で、地域に 根ざした国際的なアートイベント・文化の交流を、様々な分野、世代の人々が関わり行い、生活の中に アートを根付かせる予感やアートへの新しい関わりを醸成するきっかけ、さらには、この場所のささや かな地鎮の意味も込めたい。

 

都会の真ん中に現れる「公園」は、日常に隣り合わせの非日常。懐かし いもの。異国のもの。見たことないもの。

動き、温度、音、声、匂い、手触り、偶然の出会いにつかの間 身を置き、そこでの出来事は、煙と共に消えてなくなるが、記憶は確かにここに沈殿していくだろう。

開催概要 / Outline

 

会期    2017年3月25日(土)- 4月2日(日)

開園時間 土曜日 3/25,4/1 10:00-17:00  日曜日 3/26,4/2 10:00-15:00 平日 3/27-31 11:00-15:00

 

会場    大阪新美術館建設予定地 (大阪市北区中之島4-32-14)

     大阪大学中之島センター (大阪市北区中之島4-3-53)

 

主催    中之島連合振興町会 声フェス地鎮

助成    独立行政法人国立青少年教育振興機構子どもゆめ基金子どもの体験活動
協力    大阪大学文学部研究科、太陽工業株式会社、樂描の会、千里竹の会
     トッパンメディアプリンテック関西

企画趣旨 / Purpose of project

 

「公園」は昨年は、大阪大学アートマネジメント講座文化庁事業、「劇場・音楽堂・美術館等と連携するアート・フェスティバル人材育成事業-<声なき声、いたるところにかかわりの声、そして私の声>-芸術祭」の一部として実施した。

 

文化庁事業終了後の本年は、中之島連合振興町会と講座受講生の有志団体、 声フェス地鎮 との共同主催で、数十年に亘り住まいする住民と、近年のマンション建設により新たに住民となった人々とを、子供達への「アート」の情操教育を通じ、中之島在住の子供達、西区・福島区の子供たちにも参加頂き、子供達間の交流を通じて、保護者世代と中高年層との世代を超えた会話が期待できる、「アート」を媒介とした、地域住民の絆を深める事業として実施。

 

国際都市OSAKAの中心「中之島」には、近年2棟の超高層マンションを始め数棟のマンションが建設され、六丁目には、大規模超高層マンションが建設途上にある。

島内人口は急激に増え、平成22年9月末時点の住民登録人口は1106名、世帯数は662世帯となった。同年10月末に行われた国勢調査においては、住民1311名そして世帯数847世帯(注)となっている。一方、数十年来中之島に住まいを構えていた住民は、年々減少し、超高齢の独居世帯を含めても僅か16世帯となってしまった。

 

新たに住民となるファミリー層は、両親・祖父母と高校生・中学校生・小学校生・幼児の子供達により家族が構成されているが、残念なことに、中之島には幼稚園・小学校がなく、電車を乗り継ぎ扇町小学校に登校する児童や、西区の西船場小学校、福島区の福島小学校や玉川小学校に登校する児童と日中に同世代と交流する場所が分散している。

よって、同じマンションであっても、子供同士で交流をする機会が少なく、保護者にとってもPTA活動が各学校に分散し、中之島地域での「子供会」結成の支援を頂く環境にない状況である。それを払拭するため、町会では、子供たちの交流の機会を通じ、保護者の人々と旧町民を繫ぐ事業を展開する必要があると常々考えている。

 

昨年、12月に開催した「中之島のお餅つき絆」は、日本古来の伝統文化である『餅つき』を運営することによって、子育て世代と中高年層との世代を超えた会話が生まれ、中高年住民も楽しめ、子供たちも楽しめ、地域住民の絆を深めることができ、無事故で120名ほどの参加者を得て、成功裏に終了した。

 

中之島の児童が登校する西船場小学校、福島小学校、玉川小学校そして、堂島のクラーク校にもご案内し、大阪市立美術館予定地において、アートを通じた子供を主体とした交流イベント。

 

子供は、青空のもと体を動かす遊戯に夢中になり、その親達は暫し子育てから解放され、また、遠くの孫子の姿を重ね、子供達の楽しむ姿、成長する姿を楽しむ老人、昼間のリフレッシュ時間にオフィスワーカーにとって、働く場「中之島」と一味違う「中之島」を楽しむ時間を与え、このような情景が見られ、地域の活性化に寄与するであろう。

 

かつて大阪大学、阪大病院の前身や中学校があり、日本人初のノーベル賞湯川秀樹博士もこの地で研究を行った。世界初の整備された先物取引市場 が発祥した界隈でもあり、現在は大阪のビジネスの中心地で、オフィスビルやマンションが林立し、大阪大学中之島センターを始め、大阪市立科学館、大阪国際美術館などの文化施設があり、2021年には、大阪新美術館が開館の予定である。数々の歴史が刻まれ、様々な機能が集積するこの地において、新しく美術館が建設される直前に、この事業に実際に参加し、体験した人々の口伝えによる中之島の素晴らしさの発信は、「中之島のブランド化戦略」確立への一歩となる。

 

注)北区役所調べ  20120606

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